Air構築レポート(USB2.0の安定と高速化)


02/05/30 

アイオーデータのUSB2-PCI(USB2.0 I/F) と HDA-i60G(USB2.0 HDD) を HDBENCH(ver 3.3)で計測して

USB1.1 Read 00745 Write 00688
USB2.0 Read 12067 Write 11780

このような値が出たが、USB1.1とUSB2.0の速度差は本来40倍だ
実効値はスペックの半分もでない、と言われていて実際そういう傾向がPC関連にはあり得ることで
珍しくはないのだが、700に対して12000では15〜16倍程度。半分以下なのだ。

若干納得いかないが、バックアップHDDとしての使用なので、まぁいいか〜なんて思っていたら
とんでもない不具合が発生した。

●不具合1 読み書きさせていると、時々あきらかに異常に遅いことがある

●不具合2 読み書きさせていると、ブルースクリーンを拝める(10回中1回はそのままフリーズ)

●不具合3 10回中3回くらいWindows起動時にブルースクリーンで止まる

たぶん不具合1が重症が悪化すると不具合2になるんじゃないかという推測なのだが、不明
遅くなるという現象は、USB2.0がUSB1.1相当の速度に落ちているんじゃないかと思うほど遅い。
しかも挙げ句の果てには止まる。
大量にファイルを転送させたりすると詰まることが多い。
不具合1、2はブルースクリーンにはなるがフリーズする事は希なので、なんとか使えるが気分は良くない
不具合3はリセットボタンを押してもう一度再起動させれば問題ない
USB HDDの電源を切っていると一度もそういうことがないので、明らかにUSBHDDが影響しているようだ
USB2.0 I/Fが悪いんじゃないかと思うんだけど、I/OデータのHPにはそのような不具合報告はない。
PCIスロット刺す位置とか変えてみたけど効果なし。
窓入れ直したけど効果なし。うーむ。
と途方に暮れていたら、ドライバが更新された。
さっそく更新してみた。

結果、不具合は解消されなかったが、不具合2の状態が変わった。無くなったわけではない
しかし以前はそのままフリーズということが多かったのに
ブルースクリーン状態から、確実に復帰できるようになった。
確率的には、バックアップ作業中に1度、多いときは4〜5回くらいの確率で発生する
実用にはほど遠いなんともいえない使えなさだ、ただ、止まらなくなっただけでもマシか。
うーむ。

試しにマザーボードに付いているUSBコネクタにUSB HDDを接続、
不具合1・2・3共に問題なし。
ということはUSB2.0 I/FのUSB2-PCI が原因か、と。

結局解決せず、2ヶ月くらいこんな不安定な状態で使用していた
不具合3は起動時にHDDの電源を切っておけば問題ないので確実に出さなくすることができるので
一番の問題は、通常動作時にも発生する不具合1および2である。

その後、別の不具合である「DVD再生時のコマ落ち」問題を解決すべく
もうシステムを洗いまくったり、窓の再インストール等を繰り返しているときに、ふとあることに気づいた。

USB2.0 I/FのIRQだ、もしかしたら割り込み足りないんじゃないかと。
そして調べてみたら、IRQはあと1つ開いていた。
となると割り込みが足りないわけではないらしい。

絶対そうだ、と思ってチェックしたのに予想が外れた。
これは良いところに気が付いたなぁ、と我ながら感心した予定だったのに(笑)

しかしUSB2.0とRAIDのIRQがシェアリングされている。これ怪しい気がする、猛烈にそういう気がする。
ということで、IRQの空きが1つあったので、USB2.0 I/FにそのIRQを与える。

結果はバックアップを一度実行すると明らかだ。
そしてバックアップ作業が一度も中断&速度停止せずに終了、
調子に乗ってもう一度試すが、やっぱり一度も問題なし、不具合1、2が解決してしまった。

不具合3についての検証ははUSB2.0 HDDの電源を入れっぱなしにして
窓の起動を何度も何度もしないとわからないので、USB HDDの電源を入れっぱなしで
何日かAirを動作させる。

その後一度も起動時のフリーズも発生せず、たぶん不具合3も解消したようだ。
ということで、USB2.0が約5ヶ月してからやっと正常に動作するようになった(笑)

不具合の解決によって、一つ状態が変わったことがある。
USB2.0 HDDの速度が上がった

USB2.0 非正常動作時 Read 12067 Write 11780
USB2.0   正常動作時 Read 17226 Write 16916

よくわからないが、明らかに急激な速度低下を起こしているとき以外にも
速度は低下させられていたようだ
約1.4倍〜1.5倍になったフォーマット直後とかはRead は19000近い値を出していたが
あくまで普段使う程度の実測値を記録したものなので、了承願いたい

まぁこの不具合解決の副産物によってUSB2.0とUSB1.1との速度比が20倍〜25倍程度まで上がって
めでたしめでたし、ということになりました。


02/06/03 

体感速度的にも、ちょっと古いHDD程度の速度なので、なかなか快適。

ちなみにバックアップにはこちら↓の「みやばっく」を使っています
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se060909.html
条件を細かく設定できるのと、私が使う機能がついていたのでそのままこれを使っています
具体的には、更新されたファイルをコピーするだけではなく
バックアップ元でファイルAが消去された場合、
その後のバックアップ時に、バックアップ側に残っているファイルAも消してくれるという、
いわゆるドライブの同期機能です。

1度目にバックアップ条件やフォルダやファイルを指定しておけ
2度目からは更新されたファイルの同期をとる(そういう設定にしている)
現在HDDのデータは10GB超くらいなんですが、
ファイルの比較とコピーでドライブの同期終了までに約6分で程度です。
実質的にはファイルの比較に約4分、コピーに約2分という感じ。


バックアップなんてRAIDのミラーリングが自動かつ手間なしでいい感じですが
個人的にはあまり好きではないです。
RAIDは更新した瞬間にミラーリングも同時に行われるわけだが
自分で行うバックアップは、作業を行うまではバックアップHDDのほうの内容は古いままだからだ。
もちろんそれはバックアップを取る前に、バックアップ元のHDDにアクセスできなくなったら
当然ファイルは前回のバックアップまで戻ってしまうということだ。
しかし、HDD自体のトラブルではなく、
操作する人間が間違えてファイルを消去したり、上書きしてしまった場合にはこれは非常に有効だ

もちろん、これは本来のバックアップとしての利用の仕方とは異なっているが
私はとくにそそっかしいところがあるので、こういう利用の仕方をしている。
そんな感じで、私が間違えて、バックアップHDDからファイルを取り出すなんて事は
割と日常茶飯事なので、無くてはならない機能でもある。
ミラーリングでは、間違えてファイルを上書きしたらミラーリングしているHDDも同時に更新されるからね。


 

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