静音と冷却の章(SmartDrive)


01/07/07 

SmartDriveのレポートを早く聞かせろ、という催促(?)メールが来たので
再インストールとRAID不具合のテストであまり進展してないので良い機会かと。

SmartDrive とは3.5インチHDDを
5インチベイ相当のアルミニウムケースに丸ごと密閉する事によって
HDDのシーク音、回転音を封じ込めてしまうという、少々強引な静音アイテム

SmartDriveは1個約6000円という、2個も購入するとHDDが買えてしまう
事を考えると、決して気軽に手が出る静音ツールとは言えない
はたしてその効果の程はどの程度なのだろうか。
SmartDriveは一見アルミ箱にスポンジが入っているだけに
みえるのだが、ある意味これはその通りだ。

ただ、単にスポンジで密封しているのとの違いとして
HDDを収納するスポンジの内側部分もアルミで覆われている
右の写真より下の図を見る方が解りやすいと思われる。

この図は断面図だと思っていただきたい、灰色がSmartDrive全体、黒い部分がスポンジ。青がHDDだ
図の左はフタを別にした状態で、右はフタをした状態
内側アルミは外側と繋がっていると思わなかったのだが、構造を調べているウチに
どうもなんか繋がっているようだ、と。 この図は私が実際に見て推測で描いた図です、ご了承下さい。
一番単純な、フタ部分を取って説明すると、
内側と外側の間に薄いスポンジがあるが、これはこれ以上剥がせないのでどうなっているのかよくわからない
真ん中部分ががっちりしているので、おそらく繋がっていると推測して図を描いた
一部内部アルミ部分と繋がっていて、完全にスポンジで覆わないのは、放熱の為らしい
実際に、使っているHDDはDTLA307030(IBM 30GB 7200rpm)だが、2時間以上可動させっぱなしだと
無意識にSmartDriveの表面を触ると、触った瞬間反射的に「熱い!?」と手を離してしまうほどだ。
まぁ、実際にはあついなーという感じで、触っていられる程度の温度だったが。
普通電源切っているときしかHDDに触ってなかったから、熱くなるのを忘れていたよ。
熱くなることを分かってない状態で触ったもんだから、なおのこと熱く感じたのもあると思う。
体温より熱いけど、熱すぎず、体感40度〜45℃くらい??

次に2台のHDD(DTLA307030 2台)1台をSmartDrive使用、もう1台を、SmartDriveを使わずそのまま使用、
この2台でRAIDを組んで数時間放置。RAIDで使っているので、事実上各HDDには同じ負荷が掛かるはず。

その結果SmartDriveを使っても使わなくてもそれほど大幅には変わらない熱さだった、
これはきちんと熱が外まで伝わっているということであり、SmartDriveは内部のHDDの熱を外に伝える
ヒートシンクのような役割を果たしている事になる
つまり密封状態でもSmartDrive内部でHDDの温度上昇を気にする必要は特に不要のようだ

SmartDriveの元祖というか、昔あったSilentSystem SilentDriveはこの放熱対策があまり無かったらしく、
7200rpmとか10000rpmとかのHDDを使って壊れたという話も聞いていたが、
SmartDriveのせいで加熱してHDDが壊れたという話は私の知る限り聞かない。

次にSmartDriveのメインの機能ともいえる静音効果についてだが、
これは図描くのに意外に時間掛かったので、次回につづく(笑)


01/07/9 

 文がまとめきれないので、さらに延びる(笑)
 ケース作成とか各種ソフトの設定とか、静音化と温度テストとか、再インストールとか
 当然作業はすべて同時に進んでいるのだが

 作業しながらほぼリアルタイムにレポートしている事と、
 いっぺんに書けないので後回しにしたり、その時書くとタイミングが良いのに更新する時間無かったりで
 すべてを同時にレポートするのは無理なので、一つ一つ書いているが
 何をどこまで書いたか、またこれを書く前に先にこれを書かなければ、というのもあって、
 たかが文だが、だんだん作業量が増えるに従って、レポート編集も混乱してくる。

 ちなみにマシン構築レポートについて1更新につき1時間〜3時間くらいやってたりして
 確実に他のゲームする時間とかが無くなっている。結構楽しんで書いているんだけどね。
 うう。

 効果については、「静かになる」とだけ書いておこう。詳細は明日

 そういえば、SmartDriveはマシンのパーツではなくて静音の予算から出る物ではないのか?
 と言われて気づいた。ということで、パーツリストから抜いて、静音費用のほうに。
 あと、結局予算は予算でしかなくて、残高計算してもあまり意味無いというか
 目的を達成する為なら、別に予算オーバーもOK状態というか、予算分しか金が無いわけでもないし。
 予算の倍とかにならない限りあんまり予算なんて頭に無いので、
 よって残高計算が無駄だということで、残高の計算も辞めることにした。


01/07/10 

SmartDriveは下写真のようにそっくりHDDを納めて、フタを被せて6カ所ネジ止めするだけの単純構造
あとは5インチベイに入る物体と同じ大きさ、ネジ穴で取付ネジも付属。
1m厚のアルミ箱、使ってないときはアルミだけにひんやり。表面シンプルでスベスベ。


いよいよ本題(?)SmartDriveの静音効果について
SmartDrive使用によって、HDDは回転音がわずかにするが、
ほぼ無音状態、シーク音はいっさい聞こえないような…、
しかし7200回転だけあって、回転音は少々漏れる
CPUファン等が回っている状態でだが
10cm以内に耳を近づけないとシーク音は聞こえないほど。
通常「カリカリカリカカカ」という感じのDTLAのシーク音が
そのくらい耳を近づけてやっと「コココココ」と言う感じ。

回転音はググググググという感じに低音として聞こえる、
しかもこの回転音は気になる程度ではないし、
引き出しに納めれば、おそらく聞き取れないレベルの騒音だ
実際にはその他ファン等の別騒音があるので、
もうHDDは騒音として認識できないレベルにまで静かに
!!しかし実際には、引き出しに納めたとたんに、小さくも耳障りなゴゴォゴゴと言う音が聞こえる、
小さいが力強い音なので、実際に鳴っている音よりもかなりうるさく感じてしまう。

当然のごとくHDDをそのまま使うより静かな騒音だが引き出しが悪いのか、ゴオンゴオンとなんか響く感じ
机の上に置いていたときは、この回転音は聞こえたがこの謎の低音は感じなかった音のはずだ、
ビデオファンもなかなかの低音を発しているのだが、体感騒音度はそれ以上
CPUファンにこの低音も解決しないと静音化はほど遠い。

どうもSmartDrive自体がうるさいのではなくHDDの回転による振動がSmartDriveから少し漏れて
その振動が引き出し内部で増強されているという感じらしいそれでは振動を伝えなくすればと思い、
とりあえずHDDの下には折ったタオルを座布団代わりに敷いてそのうえにSmartDriveを設置、

だがゴオォゴォンゴォ〜という低音は消えない、タオル程度では吸振効果はないのか
それとも振動音ではなく、回転音自体がタオルを通り抜けて引き出し内部で増幅されるのか

いろいろ試行錯誤して気づいたことが。やっぱり原因は振動音
同じ位置で手で浮かしてみると、少し静かになるので、おそらくタオル程度では、吸振効果が薄いのだろう。
振動音を引き出し内部で増強されないように引き出し内部に加工を加えるような事をするより
引き出しに振動音自体を伝えないようにする方向で対策を考えるべきだろう
吸振効果が高い素材はのちのち何か適した物を探そうと思う

まぁ、現状としてはSmartDriveの振動音よりもCPUファンがあきらかにうるさいので、
CPUファンを静かにできるまでは、とりあえず放っておこう。

余談だが世の中にはHDDの騒音が気になる人が少なくないようで、食品などを保存するタッパなどを
100円ショップなどで購入し、そこにHDDをケーブル出す穴だけ作って、HDDの音を強引に封じたり
強者は放熱性まで考えて、アルミ製弁当箱にスポンジを詰めてスマートドライブもどきを自作した人も
でも、HDDの静音と放熱性の両方を考慮すると、
SmartDriveはとてもバランスが良い仕上がりだ
しかも見た目もシンプルで好きだ。

ちなみにケーブル出すところだけゴムのような素材で挟み込む
ような感じになっている。
IDEケーブルはSmartDrive内部に入れなければならないが
電源ケーブルは5cmくらいのが付属して、SmartDriveの外まで
コネクタを引き出している。
IDEケーブルはマザーボード側を抜けばいいから
さほど困らないかと。直刺しのほうがケーブルに影響を受けずに
ATA100でも33でもSCSIでもSASI (ォ でも使えるから良いね

騒音がCPUファン&ケースファン < HDD騒音な人は
是非SmartDrive導入を勧める。


 

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