まぐろぐ/「SuperCell/透明なPCケースを作る」 SuperCell/透明なPCケースを作る


■SuperCell :1


またケース作るんだ。懲りずにすまない。今回は3か4で終わるよ。


先日電源を買い換えたのでその古い電源をはじめ、各余っているパーツを集めると、もう一台分のPCになる。このPCは職場のPCより性能が上なので、職場PCをこれに取り替えてパワーアップするというのが今回の趣旨。


で、その現在の職場PCは以前作ったダンボールケースなんだが、このダンボールケースは、よくあるコンパクトなA4サイズのATXマザー(350x210mm)に合わせて作ったために、本来のフルサイズとしてのATX(305x244)としての規格のマザーが入らない。


ということで、ケースが必要になるわけだ。で、じゃ、まあ、またケースを作ろう。と。
安いケース買えば良いんだけど、そこはまあなんというか、それを口実にケース作りたいだけというか。


実際のところ、作りたいっていうのもほんとだし、作るのが面倒くさいって思っているのもほんと。
それでも作っちゃうのは、やっぱり物作りが好きなんだろうナーと。
ある意味実用品作ってるという所とか、作るたびに自分の技術の向上があるのも楽しい。


まあ、そんなかんじで、作る事になった。


今回は特にコンセプトがない。強いて上げるなら
(a)フルATXのマザーが使える
(b)アクリルで作る
(c)最低限の汎用性があるケースにする(ずっと使える様に)


決まっているのはこれだけ。これを元に、掘り下げていった
最終的にどういうケースを作るのかは、実際に作っている物を見せながら説明した方がわかりやすいと思うので、ケースの詳しい話しというかこのケースの特徴は後々しようとおもう。


まずマザーボードベースができた



早ければ11月中、と思っていたが全然間に合っていなく、マザーボードベース作っただけで12月になってしまった。今回は構造がそんなに複雑ではないので、実際には全体の1/4か1/3になる。
ということでこの調子で12月中旬までには完成して、年内には換装して実際の運用を開始したい。


マザーボードベースだけでは語れる要素が少ないので、そのへんは次回に回して
代わりに治具とか実際の加工方法(というか作業方法)なんかを紹介してみる




■PCIスロットのアレ



1枚目
上からヤスリで直線を出す処理が終わったら、カッターで面取り。
別にヤスリでもいいんだけど、カッターでもいいというかなんというか、
要は慣れだね、推奨でもないし、こういうやり方してます、的に見て貰えれば。


2枚目
寸法図ってしるしを付ける手間を、WISIWIGの恩恵に預かって手間を削減
寸法で書いた2D図形を、紙に印刷。裏からテープで固定して


3枚目
型紙ごとカッターで切り抜く。そうすると下に合わせておいた
アクリル板にも線がついて、いちいち寸法を合わせた線を引かなくても


4枚目
このように割と正確な線が付く。そしてこれに合わせてヤスリで彫る


5枚目
できあがり。あ、ネジ穴まだだった。
説明不要と思いますが、PCIスロット上のネジ止めする部分です。





■スペーサーと小物直角切断用治具


材に対して直角に切断できると、切断後の修正の手間にかかる時間が少なく、
仕上げのヤスリがけのみでも良いくらいで済む方法。


左上
このようにテキトウに木材の歯切を使ってL字の治具を作ります
L字なのは、鋸が引鋸なので、引いたときに材が動かない様にするフェンスです。
そのフェンスにあたる部分に直角に切れ込みを入れます。
この切れ込みは、2枚の板で鋸を挟んで、
挟んだまま木を切ると、垂直な溝が作れます


左下
長さに合わせて白い位置合わせ用の部材をネジ止めして
あとは合わせて鋸で切るだけ。
無理にやらないで、ガイドがあるけどそれでも意識的に
鋸刃を真っ直ぐ切る様に丁寧に。


右下
と、このようにスペーサーになる予定の8x8mmの角材が作れました


右上
切り口比較。
長い方が、規格板の元々の機械で切断されている側面の拡大
短い方が写真左下に切り出しているスペーサー。
規格板もかなりそのまま使えるほど綺麗な切れ口で
平面も出ているし刃の跡が少し付いているくらいで、
かなり良いんだけど、
手鋸&治具での切断はもっと綺麗に切れているのが分かると思います。


今回はこの手の寸法治具、直線治具、直角治具を沢山作って作業しています。
精度的に使い捨てにしているものもあれば、何度も改良したり作り直したりするものもあって
常に形が変わっている感じです