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「XBOX360静音化5/RRoDと冷却の関係」 in まぐ論
0 TB                 [10/02/07 00:02:37] momoshin
      RRoD
それは本体の電源スイッチ周辺のクアドラントという名の4つのランプがあり、本体の異常時に赤ランプ2つ→オーバーヒート、赤ランプ3つ→ハードウェア異常(要修理)、赤ランプ4つ→モニターケーブル接続されてない、などの情報を表示する機能で、この赤ランプ3つの状態を、Red Ring of Death 略してRRoDと呼ばれ要修理状態に陥る、RRoDを主としたXBOX360の故障発生率は他のゲーム機を足下にも寄せ付けない貫禄(笑)

> 09年08月/米ゲーム雑誌「Game Informer」が読者5000名を対象に実施したアンケート調査の結果、
> Xbox 360が故障した経験のある人は全体の54.2%にも達していることが明らかとなった。
> 同紙によると、PS3の故障発生率は10.6%、Wiiは6.8%だったと述べている。
> また、一度修理に出して再度、故障が発生した経験のある人は、Xbox 360で41.2%、PS3で14.7%、Wiiで11%と


と、このように故障しやすいというかもはや仕様とも言えるわけです。仕様っていうのは皮肉だけど、構造を理論的に考えるほどに仕様ですmjdと言わざるを得なくなってきた笑




ということでせっかくケース作るから故障率も下げられればなお良しということで、静音化のための構造解析ついでにRRoDの原因を調べてみたのでその辺について書いてみます

 RRoDは具体的な情報がマイクロソフトから発表されていない事から、色々な噂レベルでの原因などが語られていますが、有力説は、熱による基板変形や半田割れが原因という先人達の仮説が立てられていますが、これはほぼ同意です。さらに言うならGPUにファンが連動しないからGPU側の冷却が追いつかなくて止まるんじゃないかと。もしくはGPU周辺の基板等に熱によって異常をきたしていると思われる。ドライブの故障に関しても、ドライブがGPUのヒートシンクの真上(真横)に隣接した配置なので、やはり熱で故障率が上がっているのではないかと思われる。

 以前「XBOX360の嫌いなところ」で書いたように根本的に本体の吸気が非常に悪い。そのうえで、DVDドライブがGPUヒートシンク上に位置している、DVDドライブがいろいろエアフローを遮っているので、本体上面からの吸気は面積的な狭さも手伝ってほとんど上からはあまり吸気できていない。さらにはGPU側のヒートシンクが小さい、さらには構造上GPU側のヒートシンク上にはDVDドライブが配置されているので、実際にはオレンジで囲んだ部分がヒートシンクの吸気になる。見ての通り、吸気が非常に悪jく、ファンの連動がCPUで行われている事からもGPUの冷却に関しておざなりというか甘く見ていた所があるのではないかと思う。実際に温度を測ってみてもGPUのほうが熱いし10度くらい高い。
GPUのほうが耐熱性があるチップなので高くてもOKという可能性もあったのだが、新型のヒートシンクはGPUヒートシンクがヒートパイプによって増設されている事と増設ヒートシンクはCPUヒートシンクのエアフローの手前に配置されている。さらにはCPUヒートシンク側にエアフローが偏っている事を総合的に考えると、GPUが熱くてもOKなんじゃなくて、GPUの冷却設計が悪いけど現状のパーツ配置だとどうにもならないから苦し紛れに、エアフローの多いCPUヒートシンク前までGPUヒートシンク増設して伸ばしてGPUを少しでも冷やす努力をしよう的な改良を加えている場当たり的な対応からもGPUの冷却が足らない事を裏付けていると言えるので、構造的な点からも単にGPU冷却の配慮が足らないだけだという考察はほぼ当たっていると思えた

ソフト的な書き換えによってGPU温度にもファンを連動させるという事ができないハードウェア仕様になっているとも考えられそう。
GPUの温度にも連動してファンの回転数を高める仕様にするだけでGPU絡みの問題発生率は下がるはず。もちろんうるさくはなるけどね。




一言にRRoDといっても色々な原因があるようだが、因果関係として「熱」処理部分に大きく比重がある気がする。特にGPUの冷却不足は原因の一つであると思われる。ひらいしんさんから頂いた初期型の本体だが、通電直後からRRoDで停止するのがほとんどだが、たまに気まぐれで動くことがある。しいたけを通過してダッシュボードが出て1分~3分ほどでRRoDを出すか画面がグシャっとノイズまみれになって停止する。


ふむ・・・。動けるときは少しは動く訳か。ということで最初からファンを全開で動作するようにして起動してみた。直接GPUではない基板の何かの部品やビデオメモリが逝ってるのであれば冷却だけではどうにもならないはずだ。ひらいしんさん提供の初期型が、たまたまGPU側の冷却が問題なだけという可能性は捨てきれないが、最初から全開で動かせば2分で止まるのが5分は動く。冷却すれば動くのでGPUそのものの冷却不足という見方は間違っていないと思うけど、でも本来RRoD発症前はそんな過度な冷却はしなくても動いてたわけだ。


なぜか以前より冷却を強めないと動けなくなっているというのが謎だが、説明書的には、RRoD自体が広義な意味で本体の「どこか」の致命的(要修理)な故障という定義なので、オーバーヒート(赤2個)もあるので、その決定的な違いがわかればもう少し掘り進められそうなのだが、ちょっとマイクロソフトがRRoDに関して公開している情報が無さ過ぎて、これ以上は何とも言えない。一度RRoDが出ると低い温度でも止まってしまうのか、どこかの部品が壊れたことによって発熱が増えるか冷却が不足する自体になるのか。
あくまで状況判断からは
仮説(A.
 GPU周りが熱でGPUや基板周りの何かに変化が起きて必要冷却ができなくなった説
仮説(B.
 一度RRoDが出る程の高温に晒された機体を保護するために低い温度でも停止させる
 修理するまで他の正常動作箇所を保護する的な高度な「保護機能」という考え方


いまいち決定的な原因はわからないがこんな所だろう。


ヒートシンク付け直しでネジ止め加工すれば動いたという自己修理レポートなどもネットに上がっているが、これに関しても圧着力を高めたりグリス塗り直しなどによる熱伝導率を改善する事になるので、冷却すると動くというのと結局の理屈は同じ事なので、全てのRRoDがこれで直るわけではないが結構直るらしい。また、正規のRRoD修理で復帰している人のレポートでは、ほとんどの人がアルゴンボードも一緒に交換している事が気になる。アルゴンボードはクアドラントとコントローラーの無線と電源スイッチまわりの基板のようだが、なぜRRoD修理でこれを交換しなければならないのかがよくわからない。色々謎い。RRoD表示と出力停止の制御をアルゴンボードでやっている可能性かなーと想像してみた。
その制御プロセスの改訂をする為にはアルゴンボードそのものを交換しなければならない、という感じなら修理と同時にアルゴンボード交換も理解できなくもない。っていうかそう思わないとつじつまが合わないので、勝手にそういうことにしておく。


大夫脱線したが目的は修理する事でも原因を知る事でもなく、RRoDを出さないように冷却を低下させずに静音化する事なのでだいぶ脱線している気がするので、このへんでまとめると
「冷却を強化すればRRoDの確率は減る」
あたりまえに言われている事だが、私自身の構造の把握と動作からの状況判断を交えた結論で単なる噂や憶測ではないということを確認できた事が大事。





ちなみに肝心のファンの電源についてですが、DVDドライブにも12V通電していることは確認したので、負荷連動とかの可変仕様とかだったらDVD側の電源を分岐させるつもりでいた。オリジナルの電圧可変のファン電源をそのまま流用して使えそうなのでよしとする。


次は設計的なお話。




XBOX360静音化6/設計と豆腐
http://momoshin.net/maglog/?itemid=2027

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